1948-11-10 第3回国会 衆議院 本会議 第8号
本來新憲法は、國民の基本的人権に対しては、きわめて周到なる保障を約束いたしておるのでありまするが、この問題を軽々しくくつがえして何ら顧みるところなきがごとき態度は、今日民主主義國家建設のことを言われておりまする段階において、はたして許さるべきことであるかどうか。われわれは、この問題について、あくまで抗議なきを得ないものであります。
本來新憲法は、國民の基本的人権に対しては、きわめて周到なる保障を約束いたしておるのでありまするが、この問題を軽々しくくつがえして何ら顧みるところなきがごとき態度は、今日民主主義國家建設のことを言われておりまする段階において、はたして許さるべきことであるかどうか。われわれは、この問題について、あくまで抗議なきを得ないものであります。
この各部門が、現在おかれておる民主主義國家建設上に適当であるか否かということにつきまして、私は適当でないと思う。よく調査もして見ませんが、現行法規はすべて、大体にこの三十に対する部門法規は、殆んど改訂せざるを得ない法律になつておるのであります。
○大島政府委員 ただいまの獸医師会、装蹄師会を解散するというのは、御承知の通のこの会は組織がすでに強制的でありまして、加入もまた強制的でありますので、民主主義國家建設の上に、あくまでも政府の強制によつて加入脱退せしめることは、新憲法下の精神に反するものであります。
請願の趣旨は、憲法の制定に伴いまして、地方自治法の施行を見るに及び、中央集権的制度が打破せられ、逐次地方分権的に改められつつあるは、民主主義國家建設の途上にある日本のため慶賀にたえない次第であります。